- お金の話って本当に難しいですよね。
友達や知人、同僚、家族にもなかなか話せないという人もいると聞きます。もちろん、交際相手や同棲相手にも。
「あの人の年収はどのぐらいなんだろう?」「貯金はいくらぐらいあるのかしら?」「どんなお金の使い方をしているのかしら?そもそもお金に関しての価値観は?」
気になってしまうのが常なのだと思います。結婚相談所においては、男性は所得証明を取った上で年収がプロフィールに公開されています。(いずれ女性もそうなるでしょう)
人によっては(少数派)資産として貯蓄額や債券、不動産なども記載している場合があります。
しかし、負債は記載していません。住宅ローンや車のローン、奨学金ローンなどを公開している人は見たことがないですね。
というか、男性のみがこれらの記載を期待されているのだとしたら、今の時代、不平等としか言いようないとも思います。
さて、今回は婚活とお金にまつわるサイトを探してみました。・婚活とお金事情に関する実態調査
https://www.matsui.co.jp/company/research/20231207.html
松井証券さん出典の婚活に視点が置かれた興味深い内容です。
みなさん、やはり話し合えていないのですよね。お金についての詳細を。
ここでは結婚相談所での出会いは想定されていなかったので、特にお金について話ができないカップルが多く見られたのだと思います。・婚活者のリアルな貯蓄と資産事情を調査。
https://www.ibjapan.jp/information/2023/01/01-2.html
IBJによる調査レポートです。2023年なので、まだ新NISAは始まっていなかったのですが、驚くべき、会員全体の6割が資産運用をしているとのことでした。男性は59.1%で株式投資、女性は71.9%で投資信託。IBJの男性の平均年収は一般社会より高いとも言われています。(おそらく女性も?)
真剣に結婚を考え、計画的に貯蓄を増やしたいと考えた。その方法として勉強をした上で資産運用を行っている。「これなら結婚しても良いだろう!」と自信ができたとき、サクッと結婚相談所に入会し、「お金の価値観が合う人」も結婚相手に対する条件の一つとして活動する。
なんて現実的で理知的で計画的で”リスクも受け入れる強メンタル(資産運用に関してはリスクありきです!)”を持った人たちなのでしょう。
このような方たちは、似たような価値観の人と成婚することができると見ています。最後にこんな統計も。
・投資に興味がある割合は45.7%、投資を始めている割合は22.8%
20代~30代が投資に興味を持ったきっかけは「SNSの情報」https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2402.html
IBJで婚活をしている人が6割に対して、一般では投資を行っている人は22.8%(40代24.7%、30代23.8%)。4人に1人の割合です。(※統計の世代分布は異なると思います。)
しかも、こちらは2025年に書かれているので新NISAは始まっています。ちなみに新NISA利用率も4人に1人程度と言われていますね。口座だけ開設しているケースも多い用です。結婚を考える際、どうしたって「貯金(結婚資金)」は必要です。計画的に少しづつでも貯めて大体5年後ぐらいに「もう大丈夫かな?」という額に到達するのではないかと見ています。
私が若い頃(今から40年ぐらい前)、”結婚前に貯めた方が良い”と言われていた金額は300万~400万円(女性は200万円)ぐらいだったかと記憶しています。
今でもそのぐらいではないでしょうか?
5年としたら、年間50万円~70万円。ボーナスを加算したり、むかしは実家住まいの男女も多かったので月々3万円から5万円積み立て貯金をしていたら楽勝だったような気がします。(親が負担してくれる家も多かったです)
失われた30年。その間、ほとんど上がらない年収(所得)。社会保険料や年金、ここにきて物価の高騰。迎えるインフレ市況。今現在、独身者が置かれた経済状況はとても厳しいです。
そんな中、「IBJ会員さん(意識してアゲているわけじゃないです(;^_^A)って、経済面においてレベルが高いなぁ」って感じています。
言葉を選ばずに言わせていただくなら、「経済格差(それに伴う婚活偏差値格差)」は確実にあります。今後さらに拡大すると思います。 -
マリアージュ・コンソルジェオフィスenは、 IBJ、TMS(全国結婚相談事業者連盟)、JBA(一般社団法人日本結婚相談協会)に加盟しております。