独身男女、最新の生涯未婚率が発表されました

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2020年の生涯未婚率は男性25.7% 女性16.4%

 

昨年11月30日に発表された”2020年国勢調査の人口当基本集計」の結果によると、生涯未婚率(45歳から49歳、50歳から54歳までの未婚率を平均したもの)は、
男性25.7%が女性16.4%とのことでした。
2015年は男性が23.4%、女性が14.1%なので上昇してることは間違いないようです。
このまま進めば、2040年には男性が30%、女性が20%近くまで推移するのではないかという説も唱えられていたりして。
つまりは、現在26歳から35歳の若い男女が将来、生涯未婚率の記録に定められるにではいかとも言われています。
さて、どうなのでしょう。
今、その年代にいる人たちの結婚観はどんなものなのでしょう?
結婚云々もそうだけど、将来不安(仕事や生活)を感じ、「できるだけお金を遣わないでおこう。1人で完結できる人生を送ろう」など考える若者が増えないであろうかと、老婆心ながら心配でなりません。

2020年生涯未婚率都道府県ランキング

どこの地域に住む人の生涯未婚率が高いか、ランキングされていました。
なんと、意外なことに1位は高知県でした。2位が東京、3位が北海道、4位が大阪、5位が京都です。
関西圏にあては15位が兵庫、23位が奈良、46位が滋賀でした。
その理由を推察するのはいろいろあって難しいですが、大阪や京都は女性の婚活が難しいところだと見ています。
結婚したい男性(結婚願望があり生活設計ができる)に対し、結婚したい女性の方がかなり多いからです。
また、大阪や京都の独身女性は実家暮らしの人が多く、いわゆる「現状に不満はない。特に経済面において」と感じているんじゃないかとも。
「妹や姉、従妹や隣の幼馴染、子どものころからの同級生、独身だらけ」みたいな話もよく聞きます。
滋賀県や福井県の女性の生涯未婚率が、極めて低いことはなんとなく頷けます。
地域によって未婚率の割合や結婚観や婚活の概念(やり方、想い)は異なり、すなわち、それが生涯未婚率となって表れているのだと思います。

 

※参考サイト 不破雷蔵氏のコラム

 

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